遊休農地育ちの芋焼酎 松川町で25日から販売

2011/04/16 10:27
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 松川町の町農業委員などでつくる「松川いもくらぶ」は、町内の遊休農地を活用して昨年栽培したサツマイモを使った芋焼酎「小八郎」の販売を近く始める。芋焼酎造りは一昨年始まり、一般住民も交えた同くらぶが昨年発足した。15日夜、活動の裾野が住民にも広がってから初めて、完成した焼酎を味わうお披露目会が町中央公民館であり、会員らが活動のさらなる盛り上がりに期待を込めた。

 いもくらぶは昨年5月、サツマイモを栽培して遊休農地を減らそうと発足。現在の会員は町民を中心に81人。同6月には会員44人が参加して、同町上片桐の遊休農地約2780平方メートルにコガネセンガンの苗約4千本を植えた。10月には芋約5100キロを収穫。飯田市内の酒造会社に製造を委託し、ことしの販売分として720ミリリットル入りの焼酎約2300本が出来上がった。

 この酒造会社によると、香りと味わいがまろやかで飲みやすいのが特徴。今月25日から町内の商店など6店で1本1250円で販売する。3月に町内から予約を受け付けたところ、約1400本分の申し込みがあったという。

 町農業委員会事務局によると、2008年度で町内の全農地1406ヘクタールの13%に当たる184ヘクタールが遊休農地。いもくらぶ会長の宮沢喜好さん(54)=松川町大島=は「小八郎が遊休農地問題について考えるきっかけになればいい。町の特産品に育てていきたい」と話している。

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