松本「飲み歩き」東北へ元気を チャリティーで開催へ

2011/04/04 10:33
ODEK201104040132820156269811.jpg

 松本市・縄手通り周辺の商店主や市民の有志が9日、収益の全額を東日本大震災被災地への義援金に充てる日本酒の飲み歩きイベント「ナワテ通り松本地酒会2011春~がんばろう」を開く。松本地方の酒蔵でつくる松本酒造協会が同日に予定した同様の催しが、大震災で自粛のため中止になり、短文投稿サイト「ツイッター」で中止を残念がる声が相次いだのがきっかけでチャリティーイベントとして開くことになった。

 ツイッターに最初に書き込んだのは、料理店を営む海野直人さん(40)=松本市征矢野。中止になったイベントの当日向けに仕込んだ酒もあるため「寂しい。縄手でやれないかな」と発信。すると、店の常連客らから「ぜひやろう」「東北へ元気を送りたい」と投稿が相次ぎ、開催協力を酒造会社などに呼び掛けた。

 当日は8店に松本、安曇野、塩尻各市の九つの蔵の酒を用意。少しでも復興の力に-と、被災した宮城県などの蔵からもわずかに出荷できた酒を仕入れた。

 海野さんと共に料理店を切り盛りする山崎悟さん(36)は、宮城県女川町の親戚の女性が亡くなった。悲しんでいると、現地の親戚から「落ち込んでは駄目だ」と励まされた。「被災者が頑張っているのに松本が沈んでいるわけにはいかない」と話し、イベントの木製看板を製作中だ。

 開催時間は午後2~5時。千円でぐいのみを購入すると飲み放題。雨天でも実施。問い合わせは海野さん(電話0263・34・5564)へ。

北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ