長野市信州新町の犀川ダム湖「琅鶴(ろうかく)湖」の湖畔にある「ろうかく梅園」で2日、恒例の花祭りが始まった。家族連れが咲き始めた梅の花を楽しんでいる=写真。
市の観光キャンペーン「2011信州新町イヤー」の幕開けになるイベント。開花は例年より10日ほど遅く、約2ヘクタールに植わる約600本の竜峡小梅や紅梅は3分咲き。祭りは10日までで、9日ごろが見ごろとみられる。
震災を受けて開催自粛の声もあったが、ステージイベントや酒の販売を中止して開いた。住民有志の実行委は「こんな時期だからこそ、祭りで地域を明るくしたい」。