天龍「ゆずうどん」完成 風味豊か、4月中に販売へ

2011/04/01 10:42
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 天龍村商工会が、村観光協会や村出資の第三セクター天龍農林業公社と開発に取り組んできた乾麺「ゆずうどん」が完成した。村内で4月中に販売を始める予定で、村特産のユズを生かした新たな特産品として期待がかかる。

 村内では、ユズを使った保存食「柚餅子(ゆべし)」が古くから作られている。新たなユズ製品として同公社は2005年から、実をまるごと搾るジュース「ゆず果汁」を製造。この際に残る皮の使い道を模索する中で、乾燥させて粉末にした皮の活用策として、乾麺作りに取り組んできた。

 麺に練り込む粉末の割合や、麺の太さを変えては試食を繰り返してきた。その結果、苦味が出ずにユズの風味を生かせるよう粉末の割合を3%とし、食べやすさを考慮して細めの麺にしたという。

 一袋300グラム入り。村中心部にある村総合交流促進施設「ふれあいステーション龍泉閣」などでの販売を予定しており、価格は検討中。

 村商工会などは昨年12月、粉末を使ったユズ製品として「ゆず大福」を完成させたが、生菓子のため、まだ販売の見通しが立っていない。一方、「ゆずうどん」は保存が利くため販売はしやすい。

 08年度から開発に取り組んできた同商工会の補助員、仲英典さん(50)は「試行錯誤の末にやっと完成した。村内のイベントなどを通じて多くの人にアピールしていきたい」と話している。

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