1日から高遠さくら祭り 震災に配慮し規模縮小

2011/04/01 10:38
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 伊那市高遠町の高遠城址(じょうし)公園で1日から「さくら祭り」が始まる。東日本大震災に配慮し、市はライトアップの中止をはじめ祭りの規模を大幅に縮小。市や有志は被災地支援の募金活動を予定している。

 市観光課によると、さくら祭りに関する問い合わせは例年に比べ極端に少なく、観光バスの入り込みは例年より3~7割は減るとみる。高遠町の商店街で土産品店を営む女性は「例年なら市外の観光客が出始める時期なのにさっぱり。お客の動きが読めず、商品の発注に迷う」と言う。

 園内で開く催しは、市商工会婦人部が13日に予定している、塩漬けにした桜の花びらを利用した「さくら茶」の接待などに限られる。市役所と公園近くを結ぶシャトルバス運行も取りやめた。最盛期の閉園時間は当初、午後9時半を予定していたが、同8時までにした。

 一方、旧高遠藩主のNHK番組化を目指す「名君『保科正之公』の大河ドラマをつくる会」などは7~22日、被災地支援の募金活動を行う。市は公園各ゲートに募金箱を置く。

 市観光課によると、昨年の祭り期間中の有料入園者は約23万人。「ことしは半減する可能性もある」としている。

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