戦前の裁判所、違い感じて 旧松本区裁庁舎で企画展

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 松本市島立の「旧松本区裁判所庁舎」で、昨年11月に重要文化財指定を受けたのを記念した企画展「裁判所という文化財」が開かれている。同庁舎がある市博物施設「歴史の里」が企画した。同施設によると、戦前に全国で建てられた裁判所庁舎は約300カ所といい、そのうち約60カ所を写真や平面図を載せたパネルなどで紹介。地域の特色や時代背景が見て取れる。

 明治期の裁判所庁舎は、中央は洋風建築が目立つ一方、地方は1908(明治41)年建築の旧松本区裁判所庁舎を含めて木造平屋などの和風の造りが多数だ。裁判所建築は当時の司法省の設計だが、工事を担うのは各地の大工のため、地域間で違いが見られる。沖縄県の平良区裁判所では赤瓦とみられる瓦が使われていることなども分かる。

 友人と訪れた団体職員彦坂歩さん(30)=東京=は「お寺のような裁判所もあったり、今とは全然違って面白い」と話していた。企画展は9月2日まで。観覧料は高校生以上400円。月曜休み。

写真説明:戦前に建築された裁判所庁舎を紹介するパネルがずらりと並ぶ企画展

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