信濃毎日新聞ニュース特集「信濃グランセローズ」
大塚監督「経験伝えたい」 信濃退団、中日の投手コーチに
2014/10/04 10:16

 BCリーグ・信濃グランセローズは3日、大塚晶文(あきのり)監督(42)の退団と中日の投手コーチ就任を発表し、長野市内で会見を開いた。大塚監督は「信濃の監督を務めた1年間の成長を評価してもらえたことはうれしい。自分の経験や学んできたことを伝え、NPBで活躍できる人材を一人でも多く育てたい」と抱負を語った。

 中日から信濃に投手コーチ就任の打診があったのは9月21日。信濃は大塚監督の続投を要請する方針でいたが、「選手同様、コーチも上を目指すのがリーグの目的の一つ。喜ばしい話」(三沢今朝治球団社長)と快諾した。

 大塚監督は2003年に中日に在籍し、谷繁元信監督とは当時バッテリーを組み、「性格や投球スタイルも分かっている間柄」。当時中日が大塚監督の米大リーグ挑戦を容認した経緯もあり、「いつか恩返ししたいと思っていた」という。

 信濃で地区優勝できなかった後悔もあり、投手コーチを引き受けることに迷いもあったが、「僕が育てた選手が活躍すれば長野県のファンも喜んでくれると思う」と決断した。9日から中日に合流し、2軍選手が参加する「フェニックスリーグ」や秋季キャンプから指導を行う。

 大塚監督の後任は未定。三沢球団社長は「現段階では白紙。大塚監督が土台を築いた『学べる野球』を継承しながらチームを強くし、選手を育成し、ファンを大切にしてくれる方を探したい」と話した。

写真説明:中日の投手コーチ就任が決まり、抱負を語る信濃の大塚晶文監督

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