信州の花(紅葉)だより
散り際の美、旧街道染まる 飯田・毛賀のシダレザクラ
2017/04/19 11:38
飯田 毛賀

 頭上に張り出した枝から花びらが降り注ぎ、かつて旅人が行き交った旧遠州街道をピンク色に染めていった。飯田市毛賀の「毛賀くよとのシダレザクラ」が半分ほど散った。今年は例年より満開の期間が長く、木を世話する地元の人たちを喜ばせた。

 江戸時代初期、脇坂氏が飯田城主だった頃に植えられたとされる名木。「くよと」の由来は、戦乱の最中や、旅の途中で亡くなった人馬を悼む供養塔が木の近くにあったことにちなむとされる。地元住民らが300年以上、心を寄せてきた。

 今年は今月10日に満開になり、16日に散り始めた。「花が長持ちした分、散るのを見るのは寂しい」。地元の全131戸でつくる愛護会の会長高橋裕夫さん(72)は、毎日の開花状況を記録したファイルを手に話した。

 木の近くには、2基の石灯籠があり、住民らが毎晩、供養の火をともす。開花中は市のライトアップも加わり、闇に浮かび上がる夜桜が、よりはっきりと見られる。

写真説明:雨に打たれて散る「毛賀くよとのシダレザクラ」。花びらが道路一面に張り付いた=17日夜、飯田市毛賀



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