信州の花(紅葉)だより
桜の下で交流深めて 辰野で「お花見縁側」始まる
2014/04/15 11:45
辰野「お花見縁側」

 辰野町ボランティアセンターで14日、「お花見縁側」が始まった。入り口近くにテーブルとベンチを置き、センター前の町道城前線(城前通り)に咲く桜を眺めながら住民や観光客に交流を深めてもらおうと、「辰野ボランティア・市民活動ネットワーク運営委員会」が2010年に始め、春の名物になりつつある。

 城前通りの桜は1960(昭和35)年、町内の朝鮮半島出身者が帰国する際に植えたのが始まりとされる。ソメイヨシノとヤエザクラが計約60本あり、近くの辰野中学校の生徒やボランティアが手入れしてきた。通りを囲むように並び「桜のトンネル」として訪れる観光客もいる。

 植樹から50年がたち花が付きにくくなってきたことから、同委員会は10年、「城前のサクラ長寿化プロジェクト」を開始。木の状態を診断してカルテを作り、剪定(せんてい)などをしてきた。プロジェクトの一環として「じっくり花見してもらえる場をつくろう」と、縁側を設置した。

 縁側にはお年寄りや子ども連れ、学生などさまざまな人が集うようになり、昨年の来場者は500人を超えた。ボランティアが手作りした桜茶を無料で振る舞うほか、桜にちなんだ手作り小物や菓子、旬野菜などを販売している。

 同センターのボランティアコーディネーター赤羽美香さん(32)は「桜が植えられ、守られてきた歴史にも思いをはせながら、ゆっくり花見を楽しんでほしい」と話している。お花見縁側は4月25日まで。午前10時〜午後3時。

写真説明:辰野町ボランティアセンター入り口に設けられた縁側で花見を楽しむ人たち



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