信州の花(紅葉)だより
セツブンソウ「春が来た」 千曲でかれんな花
2012/03/14 10:12
新緑が芽吹き始めた山の斜面から顔を出すセツブンソウ=千曲市戸倉の群生

 千曲市戸倉のセツブンソウの群生地でかれんな花が開き始めた。花びらのように見える淡い白色のがくが風に揺れ、春の訪れを告げている。

 セツブンソウは、高さ5〜15センチほどのキンポウゲ科の多年草。県版レッドデータブックで絶滅危惧2類に指定されている。周辺の遊歩道整備や柵の設置、群生地までの林道管理などを行う地元の「戸倉セツブンソウを育てる会」によると、早い年は2月下旬に開花するという。ことしは1週間ほど遅れて今月初旬から咲き始めた。気温の高い日が続けば、間もなく多くの花が開いて辺り一面、白いじゅうたんのようになる見込みで、25日ごろまで楽しめそう。

 毎年、東京や埼玉など県外を含め、多い日で200人以上が訪れる。「この花を見ないと春が来た実感が湧かない」と、佐久市協和から毎年訪れているという山崎あけみさん(58)。育てる会の秦(はた)昭雄副代表(71)=千曲市戸倉=は「気にしてくれる人が毎年あってうれしい」と、群生地を見回る日には自前のハーモニカ演奏で客をもてなしている。

 15日には、林道脇に咲く花や野鳥などを楽しみながら群生地へ向かう観察会を開く。18日には、もう一つの群生地がある同市倉科でも観察会が開かれる。ともに無料。問い合わせは千曲市環境部環境課(電話026・273・1111)へ。



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