信州の花(紅葉)だより
フクジュソウ開花激減 上田の群生地、再生へ原因探る
2009/03/18 10:24
フクジュソウの開花数が激減した群生地(奥)の入口に立つ「お詫び」の看板

 上田市武石上本入のフクジュソウ群生地で今年、開花数が激減している。例年3月中旬から4月上旬に、約1ヘクタールに約10万株が咲くが、「10分の1以下」(市武石地域自治センター産業観光課)に。私有の群生地はカラマツ林の中にあり、地元住民が景観やフクジュソウ生育のために森林整備を進めてきた。激減の原因については、間伐により日当たりが良くなり、雑草が増えた影響を指摘する見方もあるが、特定できていない。

 地元住民や市でつくる「福寿草まつり実行委員会」は、22、29日に予定していた豚汁振る舞いなどのイベントを急きょ中止に。群生地入り口には、遠くから訪れる見物客に対する「お詫(わ)び」の看板が設置されている。

 フクジュソウは昨年から開花数が減少。自治センターから依頼を受けて原因を調査した県林業総合センター(塩尻市)は、継続的な間伐の影響で、群生地の日当たりが良くなり、フクジュソウが栄養を蓄える5月ごろに雑草が繁茂、フクジュソウの葉に日光が行き届かなかったことが影響している可能性がある-と指摘する。ただ、間伐した場所と花が咲かなくなった場所は必ずしも一致せず、因果関係ははっきりしない。

 フクジュソウは春の風物詩として定着していただけに、観光客からは「残念」との声が上がっている。17日に御代田町から訪れた内堀俊男さん(68)は「毎年来ているが、花がだいぶ少なくてさみしい。復活してほしい」。福寿草まつり実行委事務局の自治センター産業観光課は「原因を見極め再生を図りたい」としている。



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