信州の花(紅葉)だより
リュウキンカ株分け順調 信濃町有志が保護の成果確認
2008/05/16 10:03
リュウキンカの咲き具合を確かめる町民ら

 信濃町黒姫高原の黒姫童話館近くにある御鹿(おじか)湿原で14日、減少傾向にあるリュウキンカを保護し、増やす活動をしている地元有志ら約20人がこれまでの成果を確認した。

 約3000平方メートルの一帯はもともと5月に、自生するリュウキンカが咲き誇ることで知られる。減少の原因として、1995年の大雨災害で周囲の小川の水位が低下し、湿原に流れ込む水量が減ったことや、湿原の周りを覆う草木が日差しを遮ることなどが考えられた。

 有志は2005年に活動を開始。全体で年に1、2回、リュウキンカの生育を妨げる樹木やヨシを切り払ったり、株分けをしたりしたほか、普段から水量の維持管理にも注意してきた。

 この日は、日本樹木医会県支部の小山明支部長(61)=長野市=を招き、90年、05年の湿原の写真と比較しながら現状を確認。以前ほど豊かではないものの、株分けが順調に進んでおり「成果あり」と判断した。

 その半面、新たな課題として、ヨシに代わって伸びたミゾソバが日光を遮る可能性があること、観光で訪れる人が湿原を踏み荒らす心配のあることなどが指摘された。

 同町柏原のロッジ経営、近藤将了(まさのり)さん(45)は「これからも地元の宝を自分たちの手で守っていきたい」と話していた。



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