信州の花(紅葉)だより
育つ若木「花のトンネル」 小諸・押出地区の桜並木
2006/04/26 10:11
布引大橋からみた布引鉄路跡の桜並木=小諸市押出地区

 千曲川から浅間山まで標高差が約2000メートルある小諸市。さまざまな種類の桜が、ようやく訪れた春を彩っていく。4月下旬から5月中旬にかけて、市内を駆け上る桜前線を追う。



 小諸市押出地区の市道沿いで25日朝、約130本のソメイヨシノが満開となった。長さ約500メートルにわたって「桜花のトンネル」をつくり出している。

 市西部の千曲川右岸にある押出地区は標高約550メートル。小諸で最も早く桜が咲くといわれる。今年はほぼ例年並みの開花を迎え、散策やスケッチに訪れる人も目立つ。千曲川に架かる布引大橋から一望できる。

 桜のトンネルのある場所は小諸と現東御市の島川原を結んだ布引鉄道の線路跡だ。わずか9年で廃止されたが、1926(大正15)年の開通時に75本が植えられ、今も美しく咲く。

 約80年たった古木は枯れや傷みも目立ち始めた。このため、99年に地元の柳田薫さん(83)ら有志が押出桜を守る会を結成。24人のメンバーが枝打ちや害虫駆除、若木約60本の植樹などをしてきた。

 そのかいあって、枝ぶりや花の勢いが戻ってきたという。守る会の伊藤稔会長(77)は「やがて古木は枯れるが、若木を育て、桜を守っていきたい」と話していた。



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