千曲市の更埴ライオンズクラブは２日、「あんずの里」として知られる森地区周辺と、千曲川右岸の平和橋周辺の河川敷で、ごみ拾いをした。アンズの花見の季節を前に「市内のごみを減らして、気持ち良く観光客を迎えたい」と企画した。

　１０年以上前から続けており、２０人ほどが約２時間半作業した。「子どもたちが環境を考える機会に」と、事前に市内の少年サッカーチームにも協力を呼び掛けたが、雨だったため会員だけでごみを拾った。

　河川敷には空き缶やペットボトル、古雑誌などが数多く散乱。会員たちは「何でガラスの破片なんかがあるんだ」などと憤りながら、ごみを拾っていた。

　千曲市商工観光課によると、今年のアンズの開花は８日ごろになりそうという。