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外国人登山者の実態調査へ 県と国、北・中央・南アで
2018/07/05 11:28
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 国交省北陸信越運輸局(新潟市)と県は今夏、外国人登山者の誘客促進や安全確保に向け、入山者の実態調査や登山ガイドの養成などを進める。県によると、県内山岳の外国人登山者に関する実態調査はこれまでなかったという。登山ガイドの需要調査やガイド養成研修も並行して進め、外国人が安全に登山を楽しめる環境を整える。

 外国人の山岳遭難は増加傾向にあり、警察によると、昨年の県内の遭難者数は前年より12人増えて27人だった。外国人を安全に受け入れたり、登山客の多い国・地域への誘客宣伝に力を入れたりするために、実態把握やガイド養成が必要と考えた。

 県国際観光推進室によると、今夏に北・中央・南アルプスの登山口周辺で定点調査を行い、外国人の登山者数などを把握する。具体的な調査手法は検討中だが、国籍や登山経験、登山ガイドに求めることなどをアンケートを通して確かめる。

 研修会は今夏の2日間、県内の登山ガイドら30人を対象に開き、外国人を案内するための知識や救急法を座学で学ぶ。研修後、北・中央・南アに分かれて実技研修に臨み、モニター役の外国人留学生などを英語で案内。研修後、モニター役から改善すべき点などを聞き取る。

 ガイド養成などは7月から来年2月までの予定。登山者数の調査と合わせた事業費は500万円。大手旅行会社の日本旅行(東京)などが事業を受託した。

 訪日客急増を受けて通訳案内士法が改正され、今年1月から資格がなくても外国人への有料ガイドができるようになった。ただ、外国語での意思疎通が必要な外国人向けの登山ガイドは難易度が高いだけに、県国際観光推進室は「外国人登山客にきちんと対応できるガイドを養成していきたい」としている。

写真説明:観光客でにぎわう上高地の河童橋周辺。国や県は外国人の入山者数などを調べ、安全に登山できる環境を整える=4月27日、松本市安曇


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