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北アに春、節目の幕開け 上高地で第50回開山祭
2018/04/28 11:53
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 北アルプス南部に観光シーズンの訪れを告げる「第50回上高地開山祭」が27日、上高地の河童橋近くで開かれた。今年は例年よりも雪が少なく、会場から望む穂高連峰は所々で山肌があらわに。多くの観光関係者や県内外の山岳ファンが訪れ、節目の開山祭とシーズンの到来を祝った。

 アルプホルンの演奏で始まった開山祭には過去最多の3600人(主催者発表)が集まった。開山祭は1967(昭和42)年に始まり、残雪で開催できなかった年があったため、今年が50回目。この日は安全祈願の神事や獅子舞の披露があった。

 登山が趣味で20年ほど前からほぼ毎年参加している松本市の三沢昭彦さん(74)は「開山祭の雰囲気は今も昔も変わらない。毎回、喜ばしい気持ちになる」。実行委員長の上條敏昭(としてる)・上高地町会長(68)は取材に「雪が少なく、雪を目当てにした観光客には少し残念だが、しっかり安全対策をして自然を楽しんでほしい」と呼び掛けていた。

 一帯の宿泊施設は、この日までに今季の営業を開始。会場近くの松本市営上高地アルペンホテルは大規模改修を完了し、26日に営業を始めた。客室数は従来と同じ27室だが、和室を減らして洋室や和洋室を増やした。ホテル白樺荘ではレストランを中心に改装。穂高連峰を眺めながら食事ができるテラスを1階に新設した。

 開山祭に先立ち、上高地インフォメーションセンターでは松本署が警備派出所を開設。5月6日まで警察官2人を配置し、道案内や登山相談などに応じる。

写真説明:アルプホルンの演奏で幕を開けた上高地開山祭。多くの登山者らが集まった=27日午前10時54分、松本市安曇


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