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南ア こもれび山荘
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北ア 白馬大池山荘
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西駒山荘
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北ア 焼岳小屋
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木曽・三岳小児童 御嶽山の安全登山呼び掛け
2017/09/10 10:34
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 木曽郡木曽町三岳小学校の6年生7人が9日、御嶽山の8合目まで登り、登山者に安全登山を呼び掛けた。児童たちは昨秋、同町などで開かれた「火山砂防フォーラム」(火山のある全国の市町村でつくる委員会主催)で御嶽山と住民の暮らしについて調べ、発表した経緯があり、木曽署から啓発活動への協力を依頼されていた。8合目の山小屋「女人堂」前では山頂に向かって花を手向け、2014年9月27日の噴火災害犠牲者の冥福を祈った。

 午前8時半に、御岳ロープウェイに乗って出発。7合目手前の飯森高原駅近くと8合目で、行き交う登山者に「登山計画書は書きましたか」「安全に登ってください」と声を掛け、登山の注意事項が書かれたティッシュを配った。

 8合目では全員で噴火災害の犠牲者に黙とうをささげ、歌詞に御嶽山が登場する三岳小の校歌を斉唱した。降灰で水源の二ノ池から飲用水が引けない状態が続いている女人堂で使ってもらおうと、ペットボトル(500ミリリットル)入りのミネラルウオーターを1本ずつ持参し、スタッフに手渡した。

 御嶽山に数回登ったことがある川口柚奈さん(11)は、「噴火で犠牲者が出た山なので、帰宅するまで気を抜かず、安全に帰ってもらおうと思った」。古畑姫乃さん(12)は今回が初めてで、「遠くて大変だったけれど、景色は本当にきれい。行方不明者が早く見つかるようにと願って、手を合わせた」と話した。

 フォーラムを通じ、御嶽山への関心を深めた児童たち。今回も、木曽署の伊藤聡志署長から噴火災害の行方不明者の捜索について説明を受け、町三岳支所に設けられた名古屋大の「御嶽山火山研究施設」を見学するなど事前学習をして臨んだ。児童に同行した伊藤署長は、「地元の山の良さを知る児童に犠牲者を慰霊してもらい、本当に良かった」と話した。

写真説明:御嶽山8合目で噴火災害の犠牲者に花を手向け、校歌を歌う三岳小の児童ら=9日午前11時29分、木曽町三岳



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