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南ア こもれび山荘
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北ア 白馬大池山荘
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西駒山荘
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北ア 焼岳小屋
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北ア、54歳新人がパトロール 語学力生かし自然保護
2017/08/24 11:01
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 北アルプスでライチョウや高山植物の保護などに取り組む認定NPO法人信州まつもと山岳ガイド協会「やまたみ」(松本市)で、塩尻市の元会社員前田史彦さん(54)が今月からパトロールに加わっている。山好きが高じて7月に県内の電気機器メーカーを早期退職。海外赴任で培った語学力を生かし、増えている外国人登山客にも自然保護を呼び掛けたいと意気込む。

 同法人は林野庁中信森林管理署(松本市)の委託で、夏山シーズンにライチョウの個体数を確認したり、登山者に高山植物の保護を呼び掛けたりしている。

 前田さんは6年ほど前、友人の誘いで御嶽山に登り、爽快感が忘れられず本格的に登山を始めた。「体力があるうちに山で仕事をしたい」との思いが募り、会社を辞めて同法人の会員になった。

 1995年から2002年まで会社の情報部門のマネジャーとしてインドネシアに赴任した経験があり、英語とインドネシア語には自信がある。山では植物の根などを傷つけないようストックの先にキャップを付けるといった配慮を外国人に英語で伝えたり、ライチョウ調査では「あっちにいたよ」と外国人に教えてもらうこともあるという。

 「外国の方に北アの魅力をよりよく知ってもらえると思う」と同法人事務局長の石塚聡実さん(52)。前田さんは「自分の持ち味を生かして、ライチョウが暮らす北アの自然を守っていけるよう地道に頑張りたい」と話している。

写真説明:ライチョウの調査に出発する前田さん=10日、北アルプス涸沢



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