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御嶽山「レベル1相当」 8月にも引き下げ検討
2017/07/12 11:07
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 気象庁は11日、御嶽山(長野・岐阜県境)の山頂付近を5〜7日に現地調査した結果、噴煙や火山ガスの増加傾向はないと発表した。火山活動の静穏化傾向を確認したとし、現在の噴火警戒レベル2(火口周辺規制)について取材に、「『理科的な側面』からは1(活火山であることに留意)へ引き下げてよい状況」とした。

 レベル2に伴い地元の木曽郡木曽町、王滝村などは、火口から約1キロ圏内の入山を規制。長野、岐阜両県などでつくる御嶽山火山防災協議会を8月に開くよう調整している。同庁はそれに合わせて、レベルが一番低い1への引き下げを地元と検討する見通し。

 調査結果は「火山活動解説資料」にまとめた。職員3人が5日に入山し王滝村の「奥の院」、山頂の剣ケ峰、御嶽山西側斜面の3カ所から、2014年9月27日に噴火した火口列を観測。白色の噴気が一部で勢いよく出ていた。

 赤外線による測定機で地表の温度分布を測ったところ、15年6月、16年9月に続いて火口列周辺に高温域を確認したが、分布パターンに変化はなかった。15年に98度、16年に78度だった噴気孔の最高温度は74度に低下。一部の噴気孔周辺で硫化水素を検知したが、マグマが近くにあることを示す二酸化硫黄は検知されなかった。

 調査は、火山噴火予知連絡会が6月20日に「静穏化の傾向がみられ、噴火が発生する可能性は低くなっている」との見解を示したのを受けた。火山課の宮下誠課長補佐は「噴火警戒レベルには理科的な面の判断と防災に関わる社会的な面の判断がある。理科的に引き下げてよい状況を確認した」とした。

 御嶽山の噴火警戒レベルは14年9月の噴火直後に3(入山規制)に引き上げられ、15年6月から2になっている。



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