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霧訪山に登頂5000回 辰野の手塚さん、4年半で達成
2017/06/28 11:02
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 塩尻市と上伊那郡辰野町にまたがる霧訪山(きりとうやま)(1305メートル)登山を日課にしている同町上辰野の手塚健司さん(68)が27日、2013年から数えて5千回目の登頂を達成した。ダイエット目的で登り始め、1日に6回登ったこともあるという手塚さん。この日は年に10〜30回は霧訪山に登るという「常連」3人が頂上で手塚さんを迎え、ささやかな祝賀会を開いた。

 同市北小野にある登山口から頂上までは標高差400メートル余り。途中からは見上げるような急な坂が続く。午前10時前、手塚さんが約1時間かけてわずかに平らになった山頂にたどり着くと、拍手で迎えた3人から「5000回」と記した手作りの記念ボードを手渡された。手塚さんは「祝ってもらってうれしい」と顔をほころばせた。

 手塚さんが霧訪山登山を始めたのは、機械製造会社を退職して間もない10年から。当時、90キロ余あった体重を減らすため、身近で「名前の響きと景色の良さ」に引かれてのことだったという。

 登るうちに登頂回数を数えようと思い立ち、13年の元日から記録するように。毎日午前5時に登り始め、午前と午後に2回ずつ計4回を一日の目安に、山頂で景色を楽しむことはほとんどせず、黙々と往復してきた。登らない日は遠方の冠婚葬祭がある日など年に数日。午前中に病院に行き、午後は登山という日もあったという。

 霧訪山を繰り返し登る「常連」も多い中、手塚さんは登頂千回を達成した14年ごろからちょっと知られる存在に。今回の山頂祝賀会を企画した足助茂春さん(63)=塩尻市=も「すれ違うたびに何回目の登山か聞くようになった」と話す。いつしか体重は60キロ台に減ってダイエットの目的は果たしていたが、山道で知り合いに会えることが楽しみになっていたという。

 この日、記念ボードを手に山頂で笑顔を見せた手塚さん。次の目標については「年内に5555回を達成したい」と照れ笑いしていた。

写真説明:登頂5千回を達成した手塚さん(左から2人目)。霧訪山の「常連」たちが山頂で祝福した


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