信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

南ア こもれび山荘
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北ア 白馬大池山荘
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西駒山荘
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北ア 焼岳小屋
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日本初のヒマラヤ遠征隊 山ノ内でテント発見
2017/04/27 11:16

 1936年10月5日、立教大山岳部登山隊が日本初のヒマラヤ遠征隊としてインド(当時・英国領)のナンダ・コート(6867メートル)に初登頂した際に使ったテントが、下高井郡山ノ内町にある同行記者の生家に残されていたことが、このほど分かった。戦前に使われたテントが残されているのは珍しく、日本山岳史の貴重な資料という。

 国産の布製で、「RIKKIOUNIVALPENVEREIN(立教大山岳部)」と記されている。大人3人が中で寝られる大きさで、ナンダ・コートのキャンプで使ったことを示すメモも残されていた。最終キャンプで使われたらしい。

 登山隊に同行した大阪毎日新聞(現毎日新聞)記者の故竹節作太さん(1906〜88年)が持ち帰り、保管していた。登山隊のナンダ・コート登頂を調べていた毎日映画社(東京)が昨年11月、生家を訪ねて確認した。この時立ち会った登山家の大蔵喜福さん(66)=東京=は「戦前の布製の道具は残っているのがまれ。一級資料だ」とする。

 竹節作太さんの兄の孫で、生家で暮らしている竹節晃さん(47)は「登頂に向けた準備に相当苦労したからこそ、大切に持ち帰ったんだろう」と推し量る。テントは博物館で展示するなど有効活用してもらうため同社に寄贈した。



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