信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

御岳ロープウェイ
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上高地開山祭
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上高地
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中ア千畳敷
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御嶽山「二の池新館」
御嶽山「二の池新館」

御嶽山「水のリレー」今年も 16年は1000本運ぶ
2017/02/01 11:14
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 御嶽山噴火の降灰で水源の二ノ池から飲用水を引けなくなった山小屋を支援しようと、登山者に水を購入してもらい、山小屋に届けてもらう試みについて、木曽郡木曽町観光協会が昨年販売したペットボトル入りの水は約5千本で、このうち実際に山小屋に届けられたのは約千本だったことが分かった。同協会は今年も継続する考えだ。

 昨年7月の開山安全祈願式に合わせて販売を始めたペットボトル入りの水は、御嶽山麓の湧き水を使って町内の企業が製造。御岳ロープウェイの駅などで500ミリリットル入り150円で売った。この際、登山する人には8合目の女人堂、9合目の石室山荘まで運んでもらうよう依頼した。

 1万本の販売を目標に、売り上げの一部は噴火災害犠牲者の慰霊碑建立の費用に充てるとし、趣旨に賛同して大量購入する団体も。町観光協会の須藤邦男事務局長は「登山者が届けた水が、次に山小屋を使う人のためになるという『水のリレー』の趣旨を今後も広めていきたい」と話している。

 二ノ池には雪解け水や雨水がたまり、噴火災害前は近くの山小屋7軒と頂上付近の二つの神社が水をろ過して飲用に使っていた。山小屋などでつくる御嶽山二ノ池飲料水管理組合は昨年、専門機関に依頼して水質検査を行い、中和などをすれば飲み水として再び使える可能性があるとの結果を得た。今年はさらに詳しく調査をするという。

写真説明:木曽町観光協会が企画した初の慰霊登山で、8合目の山小屋「女人堂」に水を届ける参加者=昨年7月、木曽町



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