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四阿山頂、東宮も建て替え計画 上田・山家神社
2017/01/11 10:30
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 上田市真田町長(おさ)の山家(やまが)神社が、群馬県境にそびえる四阿(あずまや)山(2354メートル)頂上に2棟ある同神社奥宮のうち長野県側を向く東宮(ひがしのみや)の建て替えを計画している。2015年には群馬県側を向く西宮(にしのみや)の建て替えが完了した。18年に控える四阿山開山1300年の節目に合わせて、老朽化した残る1棟の社殿を新しくする。

 西宮の建て替えでは、社殿を鉄筋コンクリートからかつての木造に戻した。延べ200人以上の氏子や登山客が協力し、建築資材や基礎に使うコンクリート材を山頂まで運搬。幅約1・6メートル、高さ約1・5メートルの社殿を完成させた。

 東宮の建て替えは1956(昭和31)年以来で、西宮と同様に人力で資材を担ぎ上げ、木造にする考えだ。18年6月ごろから資材を運び、7月までには完成させる予定。山家神社は今春にも、建て替え資金を集めるための奉賛活動を始める。

 四阿山は、石川県と岐阜県境にある白山(2702メートル)を神体とする白山信仰の流れをくむ。白山を開山したとされる僧泰澄(たいちょう)の弟子・浄定(きよさだ)が、養老2(718)年に白山大権現の分身を四阿山に祭ったと伝わる。

 四阿山は、同山を源流とする川が地元住民の生活を支え、古くから水の神としてあがめられてきた。山家神社の押森慎宮司(33)は「住民の手で建て替えることで、参加の意識や奥宮の存在を後世に伝えることにつながる。恵みの水がどこから流れてきているのかを思い起こす機会にもしたい」と話している。

写真説明:建て替える予定の山家神社奥宮の東宮(2015年6月)



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