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霧ケ峰
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涸沢
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山岳医療の道志し奮闘 都内の2人、燕岳でボランティア
2016/08/24 10:01
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 東京都の看護師佐藤純さん(36)と医師水上斉之助さん(39)が、日本登山医学会が認定する山岳看護師、山岳医をそれぞれ目指し、北アルプス燕岳の診療所で今年も夏にボランティアを務め、登山技術の向上に励んだ。8月上旬には北ア涸沢の山小屋が主催する「登山学校」に参加。奥穂高岳に登頂を果たした。

 2人は都内の病院の元同僚。佐藤さんは6年前に勤務先の医師に誘われ、夏に燕岳の診療所でボランティアを始めた。2年ほど前からは水上さんも佐藤さんの誘いで参加。山に特有の病気やけがをした患者が訪れる中で「みんなの安全登山の助けになりたい」(佐藤さん)、「医療活動には専門性が必要だ」(水上さん)と、より専門的な資格を考えるようになった。

 山岳看護師や山岳医になるには、国際基準に基づき日本登山医学会が定めたプログラムを受講し、認定試験に合格することが必要。夏山や冬山など、年間を通じて山岳医療や登山技術を学ぶ。

 2人は「山の専門家の話を聞き、登山の考え方を学びたい」と、4〜7日に涸沢で行われた「登山学校」に参加。奥穂高岳に登頂後、佐藤さんは「(指導の通りに)足裏で岩を感じながら登れて良かったが、まだまだトレーニングが必要」。水上さんは「山をもっと好きになって役に立ちたい」と話した。19〜21日には燕岳の診療所で経験を積んだ。

 現在は、ともに都内の登山教室に通い、知識や技術を学んでいる。いずれは認定試験を受ける考えだ。

写真説明:奥穂高岳に登頂後、涸沢で談笑する水上さん(左)と佐藤さん



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