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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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水不足備え、タンク増設 北ア「涸沢ヒュッテ」
2016/08/10 09:43
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 北アルプス涸沢(松本市安曇)の山小屋「涸沢ヒュッテ」は、本館に貯水量計3・5トン分の貯水タンク5基を増設した。昨冬の積雪が少なかった上に、今季は雪解けが早く、登山者が増える秋の紅葉シーズンに水不足になる恐れがあるためだ。涸沢ヒュッテが水不足に備えて貯水タンクを増設したのは初めて。

 小林剛支配人(52)によると、小屋では北穂高岳北穂沢の雪解け水や雨水をため、主に調理や飲み水、トイレなどに使っている。小屋の利用者が100人前後という夏季は1日約3トンの水を使っているが、秋の最盛期になると利用者は200〜300人に上り、水の使用量は夏季の倍以上になる。

 これまでは屋根の下に備えた既設の3トンタンク4基で、北穂沢の雪解け水などを貯水してきた。北穂沢の水が枯れると、小屋で使える水が不足する可能性もあることから、6日に0・5トンタンク4基を本館の屋上に設置。9日にはさらに1・5トンタンクを本館裏に1基増設した。

 それでも不足した場合は、小屋の西側にあるカールの雪解け水などがたまった池から水を引くなどの対応を考えるという。

 0・5トンタンク4基は利用客が減り始める10月中旬ごろまで利用する予定。現時点で水は不足していないが、小林さんは「夕立でもいいので雨が降ってほしい」と願っていた。

写真説明:水枯れに備えて設置した0・5トンタンク(上)と1・5トンタンク(手前)


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