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脊髄損傷克服し常念岳へ 大学生の杉原さん挑戦
2016/08/01 09:39
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 ラグビーの試合中に脊髄を損傷し、一時は車椅子での生活を医師から宣告された成城大3年の杉原紘人(ひろと)さん(21)=東京=が1〜3日、北アルプス常念岳登山に挑戦する。懸命のリハビリにより自力で歩けるまでに回復し、昨年8〜9月に富士山登頂に成功。今年8月11日に初めて迎える国民の祝日「山の日」に合わせ、常念岳に登ることを決めた。

 31日には、登山口がある安曇野市で関係者が壮行会を開催。1894(明治27)年に常念岳に登頂した英国人宣教師ウォルター・ウェストンの胸像の前に立った杉原さんは、今回の挑戦を通じて「同じような障害のある人に、障害を理由に諦めていることに対して一歩踏み出す勇気を持ってほしい」と話した。

 杉原さんは、高校1年でラグビー部に所属していた2011年1月、出場した試合中、相手の選手にのしかかられて頸椎(けいつい)を脱臼骨折。歩行困難と診断されたが、都内の脊髄損傷者専用ジム「ジェイ・ワークアウト」に通い続け、13年には車椅子なしで歩けるようになった。

 今回挑戦する常念岳について杉原さんは「富士山よりも(山道の)レベルが高い」と話す。ジムのトレーナーや医師ら8人の支援を受けつつ、1日に入山、2日に登頂し、3日に下山する予定だ。

 壮行会には関係者ら40人ほどが出席。地元の宮沢宗弘市長は「日頃のトレーニングで培った体力や気力、技術力で挑戦を成功させてほしい」とし、杉原さんと共に胸像に花輪を掛けて無事を祈った。

写真説明:ウェストンの胸像を背に、常念岳登山への決意を語る杉原さん=31日、安曇野市



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