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浅間山噴火「系統樹」
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御嶽山9合目までの入山規制 王滝村が8月中にも一部緩和
2016/07/22 11:48
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 木曽郡王滝村は25日、2014年9月の御嶽山噴火以降入山を規制している王滝口登山道の8、9合目の2カ所の避難小屋を防弾チョッキの素材「アラミド繊維」で補強する工事を始める。噴石対策で、工事後に安全を確認して9合目まで入山規制を緩和する。一部の規制緩和は早ければ8月中になる可能性がある。

 御嶽山の噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)で、火口からおおむね1キロ以内の立ち入りを規制。噴火まで御嶽山への主要ルートだった王滝口登山道は9合目より下部はこの範囲から外れるが、村は途中に避難場所が不十分として、7合目の田の原から約600メートル先の遥拝(ようはい)所より上部を独自に規制してきた。

 二つの避難小屋の補強関連予算は計約700万円。いずれも木造平屋建てで、広さは27平方メートル。アラミド繊維による山小屋強化について調べた防衛大の山田浩之准教授(衝撃工学)に助言を受け、アラミド繊維は屋根に二重に敷くという。

 補強後、荒れた登山道を整備し、案内板も設置。9合目の避難小屋には防災無線と拡声器も設置する方針だ。山に関する情報提供をする人員を置くことも検討する。

 瀬戸普村長は、御嶽山を信仰する人たちには頂上に近い場所で参拝したいとの声があるとし、「9合目まで全ての整備が終わって規制を解除するのか、段階的に解除するのかを考える」としている。

 9合目まで開通しても、噴火警戒レベルの規制のため、木曽郡木曽町側や岐阜県側へは抜けられず、日帰りのピストンルートとなる。ただ、森林限界を超える高山登山を味わえ、好天ならば中央・南アルプス、富士山などのダイナミックな眺望を楽しめる。

 7合目にある田の原観光センターや田の原山荘は噴火の影響を大きく受け、利用者が減っており、王滝観光総合事務所の大家考助理事長(65)は「規制が緩和されれば喜ぶ信者らは多い」とみている。

写真説明:王滝口登山道の田の原付近。安全を確認後、9合目まで入山規制が緩和される=21日午後1時11分、王滝村


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