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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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登頂した生徒、高い達成感 中学校登山の比較調査
2016/05/13 10:58
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 県山岳総合センター(大町市)は12日までに、北アルプス・唐松岳(2696メートル)に昨夏、学校登山で訪れ、山小屋に泊まって登頂した中学生と、日帰りで中腹を往復した中学生の比較調査をまとめた。体力的なきつさの感じ方に大きな違いはなかったが、登山の達成感は、登頂した生徒が高かった。日帰り登山を選ぶ学校も多い中、同センターは、生徒の思いや体力を踏まえ、行き先を決める参考にしてほしい―としている。

 調査対象は、北信地方の4中学校。昨年7月下旬、北安曇郡白馬村の北ア八方尾根から山小屋に泊まり、登頂した2校の計167人と、中腹の丸山ケルン(約2400メートル)まで日帰りで往復した2校の計203人の回答を得た。

 登山に参加した達成感については、「とてもあった(4点)」「少しあった(3点)」「あまりなかった(2点)」「全くなかった(1点)」の4項目で回答。回答の平均値は、山小屋泊まりが3・68点、日帰りは3・24点だった=グラフ。

 景色や動植物など山の自然に触れた印象が残っているかの問いは、「とても残っている」から「全く残っていない」までの4項目で、山小屋泊まり3・70点、日帰り3・16点だった。

 一方、「体力的にどうだったか」は「とてもきつかった」から「とても楽だった」までの4項目で、山小屋泊まりは2・83点、日帰りが2・71点だった。

 統計学的に分析したところ、達成感、山の自然の印象は、山小屋泊まりと日帰りの両者に有意な差が認められたが、体力的なきつさは明確な違いはなかったという。

 同センター企画担当の傘木靖さんは、生徒への負担に配慮し、学校登山を中止や日帰りにする風潮があるとしつつ、「学校では得られない学びの場。子どもの実態や思いに沿って行き先を決めることを勧めたい」としている。


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