信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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虚空蔵山の山道チェック 上田の市民団体、大型連休控え
2016/04/28 11:12
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 上田市のボランティア団体「太郎山山系を楽しくつくる会」のメンバーが27日、市民に身近な里山の虚空蔵(こくぞう)山(1077メートル)を訪れ、縦走路や登山道に危険箇所がないか確認した。長野市の旭山で24日に男子中学生が滑落死したことや、大型連休を控えて登山客の増加が見込まれることから、安全に楽しんでほしいと現地を歩いた。

 虚空蔵山の縦走路には岩場の急な斜面が200メートルほど続く場所がある。同会会員の窪田雅文さん(67)=上田市上塩尻=は、進行方向に沿って木の根がむき出しになったり粒子が細かい粘土質になったりしている滑りやすい斜面や、草木が視界を遮っている場所を確認。早急な整備が必要な危険箇所は見つからなかったが、「この山を歩き慣れた人でない限り、1人で登るのは避けた方がいい」と話した。

 降雨の後はさらに滑りやすくなり、疲労からつまずきやすくなるという。窪田さんは、滑りにくい靴の準備が大事になると指摘。細かな歩幅で息が上がらないようにゆっくり歩き、急な岩場はロープにつかまって後ろ向きに下るのもいいとアドバイスした。水分補給のために飲み物を持参することも求めた。

 上田市教育委員会によると、28日から5月中旬にかけて市内の7小学校で太郎山(1164メートル)などの里山を訪れる予定。市教委は学校側に十分な下見をするよう伝えているといい、同会は「下るときに走るのは危険なのでやめて」と注意を呼び掛けている。

 同会は、太郎山周辺の地域に住む住民らでつくり、市わがまち魅力アップ応援事業の補助金を受け、定期的に縦走路と登山道の草刈りや倒木処理などをしている。今回は、つくる会が6月に予定する整備に向けた下見。同会代表の内田守之さん(78)=同市常磐城4=は、里山登山の意義について「安全に登れば、子どもたちの忍耐力を養うこともできる」と話している。

写真説明:ロープが張られ、滑らないように注意が必要な岩場の縦走路



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