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浅間山噴火「系統樹」
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西駒山荘に「最後の」れんがを 石室の床完成へ9月催し
2016/03/25 10:08
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 中央アルプス将棊頭(しょうぎがしら)山(2730メートル)直下の山小屋、西駒山荘にれんがを運ぶレース「中央アルプス西駒んボッカ」の参加者募集が始まった。今年は9月11日で、山荘の原型になった石室(いしむろ)の床材にしているれんが約250個を運べば、床が完成する。文化審議会は今月、石室を登録有形文化財にするよう答申した。主催する山岳関係者らの「西駒こまくさ会」は、記念の年に最後のれんが運びを―と参加を呼び掛けている。

 石室は1913(大正2)年8月の中箕輪尋常高等小学校(現上伊那郡箕輪町箕輪中学校)の集団遭難を教訓に、15年に麓の住民らが避難用に建てた。西駒んボッカは2013年、山荘建て替えに伴って始まり4回目。約2・5キロのれんがを1個ずつ運ぶ。

 西駒こまくさ会事務局の宮下拓也さん(39)=伊那市=は「住民が二度と遭難を起こさないという強い気持ちで石室を造り、100年たった。多くの人に参加してもらい、次の100年に向けて安全登山の礎にしていきたい」と話す。来年以降のレースは追って検討するという。

 コースは鳩吹(はとぶき)公園から11・6キロ、標高差1750メートル。参加費一般4500円、学生3500円で先着240人。ますみケ丘平地林で小学生のキッズレース(500円、先着50人)もある。申し込みはウェブサイト「スポーツエントリー」から。問い合わせは西駒こまくさ会(電話090・2660・0244)へ。

写真説明:第3回「中央アルプス西駒んボッカ」で運んだれんがを石室内に積む参加者=昨年9月


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