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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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登山者を安全に導く一助に 駒ケ根で中ア遭対協研修会
2016/03/05 11:11
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 中央アルプス地区山岳遭難防止対策協会(遭対協)は4日、遭難防止や登山相談に必要な知識・技術向上のための研修会を駒ケ根市で開いた。NPO法人日本雪崩ネットワーク理事長の出川あずささん(55)=横浜市=が「雪崩の基礎と雪崩死亡事故の実態」と題して話し、同遭対協の登山相談員や救助隊員、山小屋関係者ら約50人が聞いた。

 出川さんは各種統計から、国内で雪崩死亡事故は年平均で5件発生、9人が犠牲になっており、死者は登山や山スキーなどレクリエーション中が約8割を占めると説明。雪山では地形を見極められれば安全な場所は多いとし、「危険にさらされる要素を減らすことが大事」と述べた。

 生還者に「上から怒るような形は、その人の危険認知の改善に役立たないと心理学的に分かっている」と指摘。「自己責任」を言うと、必要な情報や関係者の意思疎通が不十分になり、再発防止への教育は成り立たないとした。

 同遭対協登山相談員会の唐木真澄会長(県山岳協会長)は「研修が登山者を安全に導く一助になればいい」と話していた。

写真説明:講演する出川さん



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