信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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県内山岳、経験者の割合増 県センター15年調査
2016/02/24 11:12

 県山岳総合センター(大町市)が昨年、県内主要山域で登山者の実態調査をしたところ、登山歴2年未満が17・0%だったことが23日、分かった。前回調査した13年の30・1%から大きく減少した。20代男女の比率も低下しており、山岳関係者には、若者を中心に登山を新たに始める人が一時期より減っているとの見方がある。

 調査は北、中央、南の各アルプスなどで、アンケート用紙に記入してもらう方法で実施。13年は459人、15年は431人から有効回答を得た。

 登山歴2年未満が減る一方、2年以上〜5年未満は15年は前回比5・8ポイント増の29・5%、5年以上〜10年未満は同10・4ポイント増の23・9%だった。年代別では、20代女性が13年の16・2%から15年は7・6%に減少。20代男性も12・1%から8・6%に減った。

 松本市の登山用品店で働く山岳ガイドの佐藤祐樹さん(34)は、「売り上げが伸び続けていた初心者用登山靴が、昨年はあまり売れなかった」とし、新たに登山を始める人が減ったと見る。都内の登山用品店も、一時期売れ行きが良かった「山ガール」向けのファッショナブルな商品は、需要が低下したとしている。

 同センターの杉田浩康所長(62)も、この2年ほどは初心者向けの夏山登山講習会の参加者が減り、定員20人に数人しか集まらなかったことがあると指摘。「登山を続けている人が、ガイドや山岳会を活用するなどして引き続き安全に登ることで、山の魅力を次の世代につなげてもらうことが大切」と話している。



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