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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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あなたの「登山体力」は 県が来月、初の講座
2015/09/06 09:49

 体力不足による中高年らの山岳遭難が増えていることから、県山岳総合センター(大町市)は10月4日、登山に必要な体力を診断する初の講座を美ケ原高原で開く。1時間に登ることができる標高で「体力度」を4段階に分類する診断を試す。首都圏でも同様の講座や体力診断のPRを進め、信州の山を登る人に事前の自己診断と体力に見合った山選びを促す。

 県によると、県内で起きた昨年の山岳遭難は272件。このうち160件(58・8%)を占める「転落・滑落・転倒」による遭難は、筋力やバランス能力など体力の不足が主因と考えられるという。

 体力診断の方法は、鹿屋体育大(鹿児島県)の山本正嘉教授(運動生理学)の研究を基に作った。県が公表した県内102の登山道ごとの難易度評価(グレーディング)と合わせて活用する。

 1時間で登ることができる標高差が500メートル以上の人の体力度は最高の「1」。体力だけで見た場合、難易度評価の対象とした全ての登山道を登ることができる。

 410~499メートルの人は「2」、330~409メートルの人は「3」、330メートル未満の人は「4」。2の人は難易度評価で「一般的」、3の人は「やさしい」登山道を登ることができるが、4の人は評価対象の登山道を登るには体力が不足しているという。

 美ケ原の講座では、高原最高峰の王ケ頭(2034メートル)に登るまでの時間を計り、参加者の体力度を示す。県山岳総合センターの杉田浩康所長は「中高年のベテランは特に体力を過信しがち。客観的な数値で自分の体力を把握してほしい」としている。受講の申し込み、問い合わせは同センター(電話0261・22・2773)へ。


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