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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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北穂高小屋で脱サラ男性奮闘 新人従業員として働く
2015/08/26 09:56
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 北アルプス北穂高岳(標高3106メートル)の山頂近くにある北穂高小屋で、脱サラした名古屋市の野中真人さん(36)が、新人従業員として働いている。早朝から休む間もなく食事作りなどが続く大変さの一方、安全登山の手助けをするやりがいを感じている。

 野中さんは都内でIT関連企業に勤務。仕事は充実していたが、「物にあふれ、便利さに囲まれた生活に依存している自分を見つめ直したい」と退職を決意。知人の山小屋関係者の話から山小屋に興味を持ち「不便な中に身を置きたい」と転職した。

 北穂高小屋は70人収容。野中さんを含め従業員8人が、いつでも登山者を迎え入れられる態勢を整えている。

 従業員の起床は午前4時半ごろ。朝、昼、晩の食事作りや周辺の掃除など仕事が続き、決して楽ではない。それでも「便利さや快適さから離れ、人手も物資も限られる中で、最大限のサービスを提供している。そこが北穂で働く魅力」と語る。

 最近は、登山者の中に足元がおぼつかない人や顔色が悪い人がいたら、顔を覚えておく。遭難で救助要請が入るなどした場合、迅速に情報提供するためだ。「お客さんが安全に下山し、今回は楽しかったと思える手助けができるよう頑張りたい」と語った。

写真説明:北穂高小屋の周辺でごみを拾う野中さん


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