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カクネ里雪渓に氷河は 大町で調査始まる
2015/08/23 09:52
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 長野大町市の北アルプス鹿島槍ケ岳(2889メートル)の北壁直下にあるカクネ里雪渓に氷河が存在するかどうかを確認する調査が22日、始まった。市が市立大町山岳博物館や信州大などの研究者らによる合同調査団を編成。先発隊3人がこの日、北安曇郡白馬村からカクネ里を目指し、小雨の中を出発した。本隊10人は26日に入山する予定。氷河と確認されれば国内4例目、県内で初となる。

 調査団に参加する富山県立山カルデラ砂防博物館(立山町)の2011年と12年の調査で、カクネ里の雪渓の下に厚さ40メートル、長さ700メートルの氷の塊「氷体」が確認されている。これが氷河であるためには、氷体が斜面に沿って動いている必要がある。調査は昨年9月に予定していたが、カクネ里までのルート上にある雪渓の状況が悪く、延期していた。

 調査団は、長さ最大15メートルのポール3~5本を氷体に刺し、ポールの動きを衛星利用測位システム(GPS)で観測する。観測は10月にも行う。研究結果は来夏の学会で発表し、認められれば氷河と呼べるという。

 先発隊は22日、白馬村の白馬五竜スキー場からカクネ里へ。現地にベースキャンプを設営し、スコップやチェーンソーを使って雪渓を削り、6メートル四方のヘリポートを造成する。資材や本隊はヘリコプターでカクネ里へ降りる予定だ。

写真説明:北アルプス・カクネ里を目指して遠見尾根に至る登山道を歩く調査団の先発隊=白馬村


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