信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

松本 穂苅さんしのぶ
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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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松本 山岳フォーラム
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中アの今、住民が発信 宮田の有志、2山荘にライブカメラ
2015/08/22 12:01
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 中央アルプス山麓の上伊那郡宮田村の有志ら10人でつくる「宮田村インターネット博物館」は、中ア宝剣山荘と頂上山荘にライブカメラを2台ずつ設置した。登山計画を立てる参考にしてもらうとともに、村民にも中アを身近に感じてほしいと、インターネット上で画像を公開している。21日は、下界からカメラの方向転換などの操作ができるよう両山荘で最終調整した。

 宝剣山荘のカメラは伊那前岳(2883メートル)と乗越(のっこし)浄土、宝剣岳(2931メートル)と天狗(てんぐ)岩に、頂上山荘のカメラは中岳(2925メートル)と幕営地、駒ケ岳(2956メートル)方面を向いている。現地の天気や季節感、テントの混み具合などが分かり、夜空も見られる。

 両山荘を経営する第三セクター宮田観光開発が機材の場所代や電気代などを負担。山荘の発電機が稼働している時のみ、2分おきに画像を更新する。同博物館のホームページ(HP)から無料で閲覧でき、村や村観光協会などのHPからも配信ページに飛ぶことができる。

 昨夏から構想を練り、現地調査を重ねた。ヘリコプターなどで機材を運搬。今月初めに配線工事を終え、試験配信を始めた。当面は夏や秋を中心に配信。一般の閲覧者が映像を操作できるようにしたり、更新間隔を短くしたりすることも検討している。映像は全て記録しており、つないだ映像も公開したいという。

 21日は、代表の天野早人さん(36)と有志の細田隼平さん(36)が両山荘を訪れた。天野さんによると、宝剣岳や駒ケ岳が宮田村にまたがり、駒ケ岳近くの濃ケ池が同村にあることはあまり知られていない。「画像が安心安全な登山の一助となり、村民と中アの距離が縮まればいい」と話している。

写真説明:宝剣山荘の屋根に設置したカメラを調整する細田さん(左)と天野さん


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