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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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愛する山の安全守る任務に 北ア遭対協隊員に20代2人
2015/08/13 10:00
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 北アルプス・涸沢を拠点に登山者への安全指導や遭難救助に当たる県山岳遭難防止対策協会の北ア南部地区夏山常駐パトロール隊に今夏、新たに山本倫大(みちひろ)さん(28)=安曇野市=と足立拓也さん(29)=松本市=が加わった。山を愛する2人は、登山を趣味から任務に替え、登山者の安全を見守る。

 山本さんは、山について調べものをしていたある日、パトロール隊の活動を紹介する信濃毎日新聞の記事に出合った。記事には、緊張感と責任感を持って山と向き合う姿が描かれていた。その姿勢にひかれたこともあり、隊員に志願した。

 隊員になってからは、自分以外の登山者の安全を強く意識するようになった。浮き石は避けて通るのではなく、安全のために登山道の脇に寄せる。「山が好きなので、やりがいにあふれている。登山者や隊長、先輩の隊員に頼りにされる存在でありたい」

 一方、足立さんは最近まで医療機器の営業をするサラリーマンだった。「自分には山が合っている」と会社を辞めて隊員に志願した。大学卒業後、北アの山小屋などで働いていた時に出会った先輩が隊員をしており、その先輩に誘われたことも背中を押した。

 「最も大事な任務は遭難救助ではなく、その前の段階で遭難を防ぐこと。安全登山の啓発活動に力を入れたい」。自然が好きで山に関わる仕事を選んだ足立さん。「若い人にはもっと山に来てこの景色を見てほしい」と慣れ親しんだ北アの山々を見つめた。

写真説明:登山者の安全を見守る足立さん(左)と山本さん=涸沢カール



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