信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

松本 穂苅さんしのぶ
松本 穂苅さんしのぶ

「山の手帖2018」
「山の手帖2018」

松本 山岳フォーラム
松本 山岳フォーラム

浅間山噴火「系統樹」
浅間山噴火「系統樹」

松本 山岳フォーラム
松本 山岳フォーラム

西駒山荘の石室築100年 伊那で記念シンポ
2015/07/26 14:43
YAMA2015072600448001.jpg

 中央アルプス将棊頭(しょうぎがしら)山(2730メートル)直下の山小屋、西駒山荘の原型となった石室(いしむろ)の築100年を記念したシンポジウムが25日、伊那市であった。市や市教育委員会が主催。県山岳協会長の唐木真澄さん(71)=伊那市西春近=を進行役に、山岳写真家の津野祐次さん(69)=同市長谷=と白鳥孝市長が安全な登山についてパネル討論をした。「信州山の日」(今年は26日)に合わせた「信州山の月間」の行事の一つ。

 西駒山荘の石室は、1913(大正2)年8月に中箕輪尋常高等小学校(現上伊那郡箕輪町箕輪中学校)の学校登山で、暴風雨により子どもら11人が亡くなった遭難を教訓に、住民らが15年に築いた。

 パネル討論で、元中ア地区山岳遭難防止対策協会救助隊長の唐木さんは、目的地すら知らずにツアーに参加してはぐれた遭難者の事例を紹介。人に頼らず自ら下調べをする必要があると指摘した。遭難すると家族や職場、救助隊に影響があり、「単純に自己責任では終わらない」とした。津野さんは、登山前の徹夜などが危険を高めていると指摘。白鳥市長は、あらかじめ気象の特徴を把握したり、休憩場所を決めたりするなど準備や計画が大切だと話した。

 討論に先立ち、津野さんが「写真で語る山との向き合い方」と題して講演。昨年9月、御嶽山噴火に遭遇した際の写真も見せながら、当時の心境などを語った。


北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ

信州山小屋ネット


掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます
© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun