信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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涸沢、残雪に注意 テント場、例年の5倍の5メートル
2015/07/26 14:39
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 北アルプス・涸沢(標高約2300メートル)のテント場に例年になく多くの雪が残り、テント泊の登山者を戸惑わせている。例年だと雪が消えているはずの場所も残雪に覆われ、雪上にテントを張るしかない状況。登山者はレンタルのマットを追加して敷くなど寒さ対策に努めている。

 隣接する山小屋「涸沢ヒュッテ」の山口孝社長(67)らによると、例年この時期の残雪は厚さ1メートルほどで、テント場のうちヒュッテに近い場所は雪が消えている。だが、今年はまだ全面が雪に覆われ、厚さは5メートルほど。なぜテント場に雪が多いのかは不明といい、山口社長は「ヒュッテで45年間働いてきたが、こんなに多いのは初めて。例年はカールの下部まで流れていく雪崩が、テント場付近でとどまったのではないか」とみる。

 親類と4人で訪れた東京の医師嶋田裕慈さん(40)は「冷蔵庫の中に寝てるみたい。雪をよけて岩場にテントを張ろうと思ったのに」。息子(10)と2人で来た東京の会社経営柏雅弘さん(55)も「ヒュッテのホームページで写真を見て雪が多いとは思ったが、ここまで多いとは」と驚いていた。2人ともテント場受付でレンタルマットを借り、追加して敷いた。

 8月に入ってもしばらく雪が残る可能性があり、山口社長は「マットを二重にするなど寒さ対策をしっかりしてほしい」と呼び掛けている。

写真説明:残雪の上にテントを張った嶋田さん(左)ら。寒さに備えてレンタルのマットを追加して敷いた



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