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上田・太郎山、熊目撃相次ぐ 市、注意呼び掛け
2015/07/22 10:25
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 上田小県地域で熊の目撃情報が相次いでいる。県上小地方事務所が把握している管内の目撃件数は、4月から7月20日までに27件。昨年7月末時点の39件を下回る見通しだが、12日と16日は多くの登山者が訪れる上田市の太郎山で目撃されており、人里に近い場所での目撃が目立つという。市は、太郎山の登山道入り口に看板を設置するなどして注意を呼び掛けている。

 12日午後1時半すぎ、太郎山を登山中の男性から上田署に「子熊1頭が登山道を横切って行くのを見た」と通報があった。翌13日にも、前日に裏参道中腹で木の上に熊がいるのを見た―という情報が市森林整備課に寄せられた。市は同じ熊の目撃例とみている。同課には17日、前日の午前11時半ごろに表参道登山道入り口近くのガードレール下に熊がいるのを目撃したという連絡があった。

 太郎山では昨年10月、裏参道の山頂近くで、集団登山中の保育園児を連れた保育士が熊1頭を目撃した。同課は、注意を呼び掛けるため当時登山道入り口に張った紙を13日に張り替えた。17日には、表参道と裏参道の各登山道入り口に新たに看板を設置した。

 熊の目撃情報が続いた後も、太郎山は登山者でにぎわった。19日昼ごろ、息子2人と訪れた同市中野の農業室賀和也さん(41)は、太郎山で数日前に熊が目撃されたことは知らなかったが「(山に行くので)熊が出ても早く気付けるよう、できるだけ多くの人が登っている時間を選んだ」。一方で、鈴やラジオを身に着けるといった対策を特に取らなかったという市内の男性(75)は、けが人などが出ていないことから「現実味がない」と受け止めた。

 森林整備課によると、太郎山はもともと熊の生息域。今後、人里で目撃があった場合はパトロールなども検討するという。同課と同地方事務所林務課は、登山時は鈴やラジオを携帯することや、山に近い住民は残飯や生ごみを屋外に放置しないよう呼び掛けている。

写真説明:市が太郎山の登山口に設置した看板(右)と登山者



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