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松本 穂苅さんしのぶ
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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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松本 山岳フォーラム
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夏山遭難、4割がベテラン 14年7~9月調査
2015/04/10 11:05
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 県山岳総合センター(大町市)が昨年7〜9月に県内の山で遭難した人を対象に、初めて実施したアンケートの結果をまとめ、60代以上で登山歴10年以上の人が全体の4割余に上ったことが9日、分かった。同センターは、登山経験を過信して事故に遭うケースが多いと分析。こうした登山者向けに体力に合った山を選ぶ指標づくりや、登山教室の開催などを検討するとしている。

 県警の協力を得て、死者や行方不明者、山小屋内でのけが人を除き、昨年7月2日から9月3日までに遭難した83人にアンケートを依頼。74人から回答を得た。

 60代と70代以上の合計は47人で全体の63・5%。60代以上で登山歴10年以上の人は計32人で、全体の43・2%を占めた。50代の遭難者は7人、40代は10人で、登山歴10年以上の人はそれぞれ4人、2人だった。

 同センターの杉田浩康所長は「60歳以上の遭難が多いことは知られていたが、登山経験が豊富な人がここまで多いのは意外だった」と指摘。「体力が衰えたのに、『若い頃に登れたから大丈夫』と考えている可能性がある」としている。

 同センターは今年の夏山シーズンまでに、県内山岳の登山道別の難易度評価(グレーディング)を活用し、一定時間内にどの程度の高さを登ることができるかを目安として適切な山を選ぶ指標をつくり、ホームページなどで公表する。


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