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松本 穂苅さんしのぶ
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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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松本 山岳フォーラム
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登山道「難易度評価」隣県も 長野発の安全確保策
2015/04/02 11:02
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 遭難防止を目的に、長野県が昨年6月公表した登山道別の難易度評価と同じ基準で、新潟、山梨、静岡の3県も夏山シーズン前の今年6月に、各県の登山道の評価を公表することが1日、分かった。岐阜県も本年度中に評価結果を公表する予定。登山者が自分の力量にあった山を選ぶ参考にし、遭難事故を防ぐ取り組みが長野から隣県に広がってきた。

 新たに公表する登山道は、新潟県が谷川岳など、山梨県が北岳など、静岡県が塩見岳などで、民間や県がそれぞれ定める「百名山」が中心となる見通しだ=地図。3県と長野県には、富士山や妙高山など、作家の故・深田久弥が挙げた日本百名山の4割強が集中しており、長野県が公表した56の山の計100ルートと合わせると、評価の対象は約300の山の計400ルート前後となる。

 共通基準となる長野県の難易度評価は、必要な技術や危険度を示す5段階の「難易度」と、日帰りや2〜3泊以上が適当などとする10段階の「必要体力度」でランク分けしている。新潟、山梨、静岡県との議論の結果、登山道の案内標識の整備状況などを基に、道に迷う可能性も新たに評価基準に加える。山梨・静岡県境の富士山は、どの程度高山病になりやすいかも評価基準に加える。

 難易度評価をめぐっては、長野、新潟、山梨、静岡4県の知事が集まって昨年5月、長野市で開いた「中央日本四県サミット」で、長野県側が共同での取り組みを提案し、3県が賛同。4県の山岳観光担当者がその後、議論を重ねていた。

 一方、岐阜県は昨年11月、北アルプスの山岳遭難防止を目的に開いた長野、富山県との合同会議で、長野県側から難易度評価の取り組みについて提案を受け、現在検討を進めている。


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