信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

「山の手帖2018」
「山の手帖2018」

松本 山岳フォーラム
松本 山岳フォーラム

浅間山噴火「系統樹」
浅間山噴火「系統樹」

松本 山岳フォーラム
松本 山岳フォーラム

松本 山岳フォーラム
松本 山岳フォーラム

将来像描き、登山道整備へ 県が新事業、八ケ岳など5山域
2015/02/16 11:13
YAMA2015021600357901.jpg

 長野県は2015年度、「八ケ岳」「中央アルプス」など県内5山域の一部ルートについて、山域の山小屋や山岳観光関係者らと目指す将来像「山域デザイン」を議論し、その姿に沿った登山道整備を目指す「山岳環境整備パイロット事業」に取り組む。15年度当初予算案に関連経費3168万円を盛り込んでおり、15日に長野市内で開いた県の「県山岳環境連絡会」で概要を説明した。

 5山域はほかに「北アルプス北部」「御嶽」と苗場山や志賀高原などの「北信」。議論の結果、将来像として観光客の増加を期待することになれば、山域の登山道は安全を重視して階段や鎖などを多く整備する。上級者向けと位置付けることになれば、山域の登山道にはできるだけ人工物を設けず、最低限の整備にとどめることなどが考えられるという。

 県は13年度、県内の国立、国定、県立の自然公園内を中心とした登山道110路線・計1040キロを実態調査。その結果、壊れた階段や木道、崩れそうな斜面などの危険箇所が計300カ所に上った。これらの対応を考える中で「将来、どのような山域を目指すかで整備の仕方も変わる」(県自然保護課)と判断。昨年6月以降、10山域ごとに関係者の議論を始めていた。

 モデルとする5山域のルートでは、15年度の前半にも将来像を固めた上で、15年秋ごろまでに市町村が登山道を整備する。県立公園内では事業費の3分の2を県が、国立・国定公園内では国と県が計約4分の3を補助する。昨年9月に噴火した御嶽山域は登山道の復旧が中心となる。

 この日の会合ではほかに、県が登山道の管理責任や整備のあり方をあらためて整理する「山岳環境の保全と適正利用方針」を15年度末までに策定する方針も示した。


北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ

信州山小屋ネット


掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます
© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun