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西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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手厚い山岳保険入れるサービス SNSから登山計画書提出
2015/01/15 11:33
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 登山者が山行記録を投稿して情報交換する交流サイト(SNS)の運営会社などが14日までに、SNSを通じて登山計画書を提出すると、入会時に加入した山岳保険の保障範囲が広がる会員制のサービス「チーム安全登山」を始めた。迅速な救助に欠かせない登山計画書をより多くの登山者に提出してもらい、安全意識も高める狙いだとしている。

 SNSを運営する「ヤマレコ」(松本市)、山岳気象予報会社「ヤマテン」(茅野市)、山岳保険制度「やまきふ共済会」を運営する一般社団法人山岳寄付基金(東京)が共同で始めた。年会費4千円で会員になると、遭難時に捜索費が500万円まで支払われる一般的な山岳保険に加入できる。

 登山者は「ヤマレコ」のSNSで登山計画書を作り、家族や目的地の県警にメールで送信。この場合は、危険度が高く通常は割り増しの保険料が必要な冬山登山や岩登り、バックカントリースキーなどによる遭難の際も保障されるようになる。海外での遭難も対象で、ヘリコプターによる捜索費や家族が現地へ向かう費用も賄われる。

 同基金によると、警察による救助の場合、登山者が費用を求められることはないが、複数の遭難が重なって民間ヘリが出動すると負担が生じる。捜索の間、家族が山麓に長く滞在して費用が高額になる例もあり、登山者の間で山岳保険の必要性が見直されているという。

 ヤマレコなどは、会費の一部を遭難対策費として長野県に寄付し、会員には安全登山の情報をメールで配信する。天気図の見方などのコラムをメールに載せることも検討しているという。ヤマテン代表の猪熊隆之さん(44)は「計画書の準備段階で、安全登山への意識が高まると思う。遭難が減るよう協力したい」と話している。

 チーム安全登山のウェブサイトはhttps://anzentozan.com/。

写真説明:会員制の登山者向けサービス「チーム安全登山」のウェブサイト



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