信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

西駒山荘 荷下げ
西駒山荘 荷下げ

西駒山荘
西駒山荘


霧ケ峰
霧ケ峰

涸沢
涸沢

山岳遭難、28件減272件 14年1年間、県警まとめ
2015/01/06 11:18
YAMA2015010600343101.jpg

 2014年1年間に県内で発生した山岳遭難は、13年から28件減って272件、遭難者数も27人減の301人だったことが5日、県警地域課のまとめで分かった。4年続けて過去最多を更新していた年間山岳遭難件数は、ようやく更新がストップした。ただ、統計のある1954(昭和29)年以降、一昨年に次ぐ2番目の多さ。遭難発生に歯止めはかかっていないとして、同課はあらためて注意を呼び掛けている。

 昨年の遭難者のうち、死者は前年比19人減の46人で、行方不明は同4人減の5人。けが人は同13人減の148人で、無事救出は同9人増の102人だった。遭難のきっかけで最も多かったのは転・滑落の106件で、転倒の55件が続いた。遭難件数が減った理由について同課は、8月の天候不順や9月下旬の御嶽山噴火災害で、秋山シーズンの登山者自体が減ったことが影響したとみている。

 一方、この年末年始(12月29日〜1月3日)の山岳遭難は、昨シーズンと比べ2件減の6件。けが人2人、無事救出3人で、死亡事故は、昨年末、北アルプス・燕岳で低体温症で動けなくなり死亡した山梨県の女性(64)1人だった。6件の山岳遭難事故はいずれも単独の登山者だったという。

 県山岳遭難防止アドバイザーの羽根田治さん(53)=埼玉県=は、年末年始の冬山遭難について「自分は経験があるという油断や慢心は捨て、謙虚な気持ちで臨んでほしい」と強調。「冬山は天気が悪くなるのが当たり前と認識し、入念な計画や準備をすべきだ」と訴えた。



北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ

信州山小屋ネット


掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます
© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun