信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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松本 山岳フォーラム
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御嶽山、乗鞍から望む 活火山の山頂で思いはせる登山者ら
2014/10/25 11:17
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 北アルプスの活火山、乗鞍岳の最高峰剣ケ峰(3026メートル)の山頂からは噴煙を上げる御嶽山を望むことができ、登山者たちが噴火の犠牲者を悼むなどしている。山小屋関係者によると、ヘルメットを持参して登ってくる人も見かけるようになっており、「安全を確保しようとの意識が高まっているようだ」と受け止めている。

 松本市と岐阜県高山市にまたがる乗鞍岳は、剣ケ峰などの山頂が複数ある火山体。気象庁などによると、直近では約2千年前に噴火した。気象庁は乗鞍岳を常時観測対象の全国47火山の一つとしている。

 晴れ間が広がった24日に剣ケ峰に登った岐阜市の臨床検査技師、坂井田明美さん(57)は、御嶽山に何度も登ったことがあり、噴火の2週間後にも登山を計画していた。御嶽山を眺め、「たくさんの犠牲者が出てショック。登る時期がずれていたら私も被災していたかもしれない」。初めてヘルメットも携行し「万が一のことを考えた」と話した。

 剣ケ峰山頂直下にある「乗鞍岳頂上小屋」の町野親生(まちのちかお)代表(62)によると、御嶽山噴火以降、登山者が山頂で過ごす時間が長くなっている。山頂を目指す人から「噴煙は見えますか」と尋ねられることも頻繁にある。御嶽山噴火以前はヘルメットを携行する登山者は見なかったが、噴火後は見かけるようになったという。

 乗鞍岳は噴気孔はなく、この日登った岐阜県多治見市の男性(64)は「(噴気孔がある)焼岳には登りたくないが、ここは大丈夫だと思った」。剣ケ峰の登山口となる標高約2700メートルの畳平駐車場を観光バスで訪れた島根県の女性2人組は「ここが火山だったなんて知らなかった」と話した。

写真説明:乗鞍岳の剣ケ峰から噴煙を上げる御嶽山を眺める登山者=24日午後


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