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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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登山客癒やす熱々芋煮 北ア大天井岳の山小屋で秋の催し
2014/09/10 11:25
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 北アルプス大天井(おてんしょう)岳(2922メートル)の頂上近くにある安曇野市の山小屋「大天(だいてん)荘」で、秋の催し「芋煮会とランプの夕べ」が始まった。小屋の特色をつくり、家庭的な雰囲気でくつろいでもらう狙いで、9月中の月曜夜に開く。宿泊客は鍋で煮た熱々の芋煮を味わい、食後はランプの明かりの下で会話を楽しんだ。

 芋煮はサトイモと肉、野菜を鍋で煮込んだ料理で、東北地方で秋の季節料理として親しまれている。大天荘支配人の榊(さかき)寛昭さん(41)=安曇野市穂高有明=は、両親の実家が山形県内で、芋煮を幼いころから食べてきた。5年前に支配人になり、山小屋の催しに取り入れた。

 8日夜は、芋のほかゴボウ、キノコ、こんにゃくなどを煮て刻んだ長ネギを加え、しょうゆ味に仕立てた。夕食の際は食堂に大鍋を持ち込み、榊さんが取り分けて一人一人に振る舞った。滋賀県彦根市から訪れた会社員山崎春美さん(63)は「山形市の芋煮会の行事に行きたいと思っていたが、ここで出合えるとは」と驚き、妻の真理子さん(62)は「幸せな気持ち」と喜んでいた。

 午後7時からのランプの夕べでは、小屋の従業員男性が安曇野の民話「八面大王」を語り、ケーキとワインが振る舞われた。

 大天井岳は、燕(つばくろ)岳(2763メートル)や常念岳(2857メートル)と同じ山域にあり、縦走の通過点になりがち。榊さんは小屋の魅力を高めようと考えた。「いろりを囲んで見ず知らずの人たちが語り合う山小屋のイメージがあった。家庭料理やランプのある部屋で打ち解けた客同士が会話し、翌朝気持ち良く出発してもらえれば」と話していた。

写真説明:鍋で煮た熱々の芋煮を榊さん(左)から受け取る宿泊客


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