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西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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播隆上人の偉業しのんで 8府県の26人が槍ケ岳追慕登山
2014/09/09 11:10
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 江戸後期の1828(文政11)年に北アルプス槍ケ岳(3180メートル)に最初に登頂した僧侶、播隆(ばんりゅう)上人(1786〜1840年)の功績をたたえる「追慕登山」が5〜8日に行われた。播隆上人奉賛会が毎秋に企画しており、今回は宮城県、岡山県など8府県から26人が参加。全員が槍ケ岳に登頂し、上人の偉業にあらためて思いをはせた。

 槍ケ岳山荘で開く「播隆祭」(今年は6日)に合わせている。一行は5日に上高地を出発。約20キロの道のりを励まし合って進んだ。山岳遭難の犠牲者の慰霊もしており、2002年に殺生ヒュッテの従業員3人が雪崩で死亡した場所などで冥福を祈った。

 8日に松本市の松本駅前広場の播隆上人像に帰着を報告し、登山を終えた。松本市大村の玄向寺の荻須真教住職(70)は、約20年間務めた奉賛会代表を今回登山で退く。「20年にわたり無事故で追慕登山を続けられたのは上人と参加者のおかげ」と振り返った。

 初参加という松本市今井の公務員桜井三弘さん(35)は「重みがある特別な機会となった」。最年少で参加3回目の岡山県津山市の高校1年生串田渓佑(けいすけ)君(15)は「前回までは荷物を持ってもらったが、今年は自分だけで登り切った」と達成感をかみしめた。

写真説明:槍ケ岳山頂のほこら前で、手を合わせる参加者たち=6日午後3時すぎ



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