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西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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北ア・横尾の登山相談所 山岳医千島さんが初の相談員
2014/08/15 10:04
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 北アルプス槍・穂高連峰の玄関口にある横尾の登山相談所で14日までの2日間、相沢病院(松本市)の医師で日本登山医学会認定国際山岳医の千島康稔(やすとし)さん(53)が初めてボランティアの相談員を務めた。けが人を処置し、低体温症への注意を呼び掛けるなど医学的知識を踏まえて助言をした。

 横尾から先は本格的な登山道になるため、安全登山の指導の「最後のとりで」。今季は7月下旬から8月末まで毎日、元松本営林署長の西原賢吾さん(64)が詰め、県警や民間の救助隊員も交代で加わる。千島さんは国際山岳医の活動の場を広げ、山岳ガイドの資格も生かして遭難防止に役立ちたいと相談員に志願した。

 13日は午前9時半から夕方まで、14日は午前7時半から午後2時まで相談所前で登山者に声を掛けた。トレイルランに訪れた軽装の男性には、雨にぬれて風に当たると命を落とす恐れもある低体温症について説明し、注意を促した。

 下山中に虫に刺され、右目が腫れた息子(11)を診てもらった大阪府の会社員川瀬和義さん(41)は「山の医療に詳しい医師に助言してもらえるのは安心だね」と話した。

 「遭難防止は医学でいうと予防医学に近いかもしれない」とする千島さん。「生活習慣を改善し、病気になるのを予防するように、『登山習慣』を改善すれば遭難も防止できるのではないか」と話していた。

写真説明:虫に刺された子どもの様子を確かめる千島さん(右)



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