信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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山イヤー、安全誓う夏 県内各地で山開き
2014/06/02 11:30
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 晴天に恵まれた1日、県内各地で山開きなどの催しが行われた。南アルプス国立公園と八ケ岳中信高原国定公園は同日、それぞれ指定50周年を迎え、登山者や山小屋関係者らが今季の安全を祈りつつ、節目を祝った。7月27日には県が独自に定める初の「信州山の日」を迎えるなど、山岳関連の催しが相次ぐ「山イヤー」の夏山シーズンが本格化する。

 八ケ岳連峰では、阿弥陀岳(2805メートル)山頂のほか、赤岳(2899メートル)と北横岳(2480メートル)の山頂近くで開山祭が開かれた。阿弥陀岳の開山祭は諏訪郡原村観光連盟主催で30回目。山頂からは、日本アルプスの山々や富士山の姿がくっきりと望め、約100人が360度の絶景を楽しんだ。

 赤岳に向かう登山道の途中にある山小屋「行者小屋」では茅野市観光協会などが60回目の開山祭を行い、登山者ら300人以上が安全を祈願した。神事に加わった栃木県佐野市の会社員高橋寿(ひさし)さん(59)は「これからが登山の本番シーズン。八ケ岳から力をもらって、今年もいろんな山に登りたい」と話していた。

 南アルプスでは、下伊那郡大鹿村で村などが主催した大鹿登山口開山式があった。南アの国立公園指定50周年を記念し、県山岳遭難防止アドバイザーの中嶋豊さん(61)=長野市=が、安全登山について講演。式で柳島貞康村長は「(南アは)1964(昭和39年)6月1日に国立公園に指定された。ちょうど50年の節目に開山式ができてうれしい」とあいさつした。南アでは飯田市南信濃木沢でも南ア遠山口の開山式が行われた。

 このほか、県内では北アルプス上高地で夏山の到来を告げるウェストン祭があり、北アルプス針ノ木岳、菅平高原、蓼科山など各地で開山祭があった。

写真説明:北アルプスも見渡す360度の大パノラマが広がる阿弥陀岳山頂で行われた八ケ岳開山祭。登山者らが神事で山の安全を祈った=1日



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